【漢方コラムvol2】春直前の薬膳と「脾」


こんにちは藤沢市羽鳥の調剤薬局、女性の漢方相談、漢方茶のまま薬局徳永です^^

今日も国際中医薬膳師の薬剤師 藤本きよみ先生の「漢方コラム2回目」をお届けします。今日から始められる薬膳知識が満載な楽しく勉強できるお得なコラムですよ^^

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暖かくなってきたと思っていたら、急に寒くなった先週「甘酒おしるこ」を楽しみました。

食物を薬材と同一のものとして考える「薬食同源」の考え方が
薬膳の基本となっています。


普段私たちが口にしている食物にも効能があり、そのときの自分の体に合ったものを選んで食することは立派な薬膳です。

甘酒の性味帰経効能は
性:温性
味:甘辛
帰経:脾胃肺
効能:補気、調中、生津、活血、温経、通便

※「性」は食物が体を冷やすか温めるかの性質(どちらでもない平性もあります)
「味」は辛・甘・酸・苦・鹹で作用を指します
「帰経」は食物が作用する部位

薬膳を学びはじめたころの
冷えているからと言って温性のもの、熱性のものだけを選ぶのではなく、
平性と温性でゆるやかにという先生のお話の「ゆるやかに」という言葉が
食で生きることを活かす食生活を見つめ直す楽しみとなりました。

ちなみに、小豆は平性です。

さて、

前回のコラムで春に関係する五臓の「肝」に触れましたが今回は「脾」についてご紹介します。

脾には食べたものから栄養源(気血津液のもと)を作り人体の五臓へ運ぶ働きがあります。
五臓に十分な栄養源が満ちることで体は正気(抵抗力)を蓄えることができます。

中国最古の医学書「黄帝内経」では「正気存内、邪不可干」と述べられています。

 体に正気が十分にあれば、どんな病因も人体に関われない。

脾の働きが確かであることは健やかな身体の維持には必須であることがわかりますね。

脾の働きを健全にする食物にうるち米があげられます。
普段私たちが食べているお米です。

これは大麦と黒米を混ぜていますが、穀類は脾の働きを健全にします。
そのほか、豆類、キャベツ、イモ類、味噌など。

脾に関係する季節は日本では梅雨時、湿気が多いときは脾に負担がかかります。
また、季節の変わり目に脾が弱っていると次の季節がつらいと言われます。

毎日の朝食は「ごはんとお味噌汁」どうでしょうか。
日本の伝統ごはん!

ちなみに、先程ご紹介した甘酒の効能の中の調中とは脾の働きを健全にするという意味です。

これからどんどん暖かくなっていきそうな今日、
脾が作ってくれた栄養源である「気」を巡らせてくれる甘夏みかんをご近所さんからたくさんいただきました。

ありがたいです。

食物から正気を蓄え、心も体も健やかに過ごせますように^^

国際中医薬膳師の薬剤師 藤本きよみ


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