こんにちは藤沢市羽鳥の調剤薬局、女性の漢方相談、漢方茶のまま薬局です^^
ご好評頂いております中医薬膳師の薬剤師 藤本きよみ先生の「漢方コラム第8回目」をお届けします。
今日から始められる薬膳コラムです^^
今回は乾燥の秋は何を対策するか&薬膳を生活への具体的な取り入れ方をわかりやすく説明しております^ ^
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空が秋らしくなってきましたね。
秋は涼しく、乾燥してきます。
そして五臓の「肺」の季節です。
「肺」はデリケートな臓器で、潤いを好み乾燥を嫌う特徴があります。
秋になると咳・皮膚の乾燥・便秘などが出やすくなるのは、このためだと考えられます。
この時期意識したい食材が
①肺を養生するために潤肺作用のあるもの
山芋、はちみつ、アーモンド、銀杏、落花生、松の実、白木耳、百合根、柿、バナナ、クコの実、チーズなど
②乾燥で傷つけられる陰液を補う滋陰作用のあるもの
黒米、黒豆、山芋、黒木耳、白木耳、エリンギ、桑の実、梨、蟹、牡蠣、鶏卵、チーズ、ヨーグルトなど
食材は1回だけ食べて効果があるのではなく、日々の食事に取り組み続けることによって不調の緩和、予防などに役割を発揮します。
ここで大切なのがひとつの食材を続けること。
たとえばクコの実を選んだとします。
お茶は続けやすいですよね。
炒った黒豆とクコの実にお湯を注ぐだけのお茶などいかかでしょう。
黒豆を炒って保管しておけば簡単に作れます。
そしてふやけた黒豆とクコの実も食べてしまいます。
クコの実の甘酢漬け
サラダにかけたり、そのまま食べたり、炭酸水で割って飲んだり、工夫することで毎日続けることができます。
クコの実はそのままでも美味しく食べられますし、潤肺以外にも様々な嬉しい効果があります。
肺を潤して、生活にも潤いある秋を過ごせるといいなと思います。
そして
最後に、ひとつの食材を続けることで結果が出た例をご紹介させていただきます。
夫の手のひらにできた直径1㎝くらいのガングリオン、大きくなるようなら手術もと
言われていたようですがある食材の効能を期待して春先から毎日食べ続け3か月、
綺麗になくなりました。
この頃、私も身体のある部分に小さな腫瘤が出来ていて、それもなくなるといいなと思って続けていました。
私の小さな腫瘤は2週間で綺麗になくなりました。
飽きないように、楽しみながら続け、結果も出ると本当に嬉しいものです。
食べるもので自分たちの身体を守ること、できるんですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
中医薬膳師/薬剤師 藤本きよみ
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎最後に今回ご紹介記事を見て試したいという方へ✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
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