こんにちは藤沢市羽鳥の調剤薬局、女性の漢方相談、漢方茶のまま薬局です^^
ご好評頂いております中医薬膳師の薬剤師 藤本きよみ先生の「漢方コラム6回目」をお届けします。
今日から始められる薬膳コラムです^^今日は夏の元気に役立つ薬膳ですよ♪
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蒸し暑く湿度の高い日々が続きますね。
夏野菜もぞくぞくと見かけるようになりました。
ズッキーニとセロリはクールダウン、
パプリカは気の巡りをよくしてくれます。
セロリは湿気を取り除いたり気の流れを整えたりもしてくれます。
季節にふさわしい野菜のカラフルさからは元気をもらいます。
梅雨が明けると1年中で最も気温が高い季節、夏がやってきます。
汗をかきやすくなりますし、汗とともに気も出ていくので気も消耗しやすくなります。
クールダウン食材の茄子、ゴーヤ、トマトの味噌炒め。
トマトはのどの渇きを潤してくれる作用もあります。
寒性のものばかりなので冷え過ぎ予防に温性の味噌、みりん、黒糖で味付け。
-これからやってくる夏に意識したい食材-
①熱を冷ましたり、暑さの不快感を取り除く食材
ハト麦、小豆、緑豆、トマト、インゲン豆、きゅうり、瓜類、ナス、もやし、
へちま、レタス、セロリ、ひじき、スイカ、パイナップル、メロン、
わかめ、のり、もずく、ひじき緑茶など
②汗をかきやすい、のどが渇きやすいのでそれらを癒す食材(生津・止渇作用のある食材)
豆腐、豆乳、アスパラガス、きゅうり、オクラ、きくらげ、トマト、梅、スイカ、ライチ、
桃、枇杷、マンゴー、緑茶など
ゴーヤとマンゴーのスムージー
ゴーヤでクールダウン、マンゴーはのどの渇きを潤します。
③ 汗をかくとき気も一緒に出ていくので補気作用のある食材
④日本の夏は湿度が高いので梅雨時期と同じように余分な水をさばく食材
そして、大切なのは
冷たいもの、生ものの摂りすぎで脾(≒胃腸)を傷つけないこと。
湿気に弱い脾を守りながら梅雨時期を乗り超え夏も快適に過ごしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。